ハイブローノズルSUS取扱説明書


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《注意》1.2.3.4.5.6.●●●●●六角棒スパナは必ずしっかりと差し込んでスリットの調節をおこなってください。緩んだ状態でスリット調節ネジを回すと、スリット調節ネジの六角穴、及び六角棒スパナが損傷します。六角棒スパナにてスリット巾を調節中にアタリがあった場合は、。絶対にそれ以上回さないでください。スリット調節ネジが損傷し、復旧できなくなります。アタリがあった場合は別の箇所のスリット調節ネジの調節に移行してください。ハイブローノズルSUSに熱風を通す場合は、先にスリット巾を調節し、スリット巾を固定してください(試運転時に調節することをおすすめします)。長時間の熱風運転後は熱膨張によりスリット調節ネジが回りにくくなります。送風機の性能によっては、吐出風速を早めるためのスリット調節によって、逆にエア量や吐出風速が低下することがあります。カタログの性能曲線等を参考して送風機の能力範囲で調整してください。スリット調節ネジのUナットをゆるめる場合、Uナットが外れて落下しないように注意してください。調節後は、両サイドのUナットをしっかりと締めつけてください。◆特にご注意ください◆ハイブローノズルSUSはエア専用です。水などの液体を流さないでください。蒸気については流すことができますが、ネジ部や隙間等から多少の漏れは生じます。ハイブローノズルSUSは分解清掃できません。よって、ゴミ、埃等を含んだエアを供給する場合は、必ず送風機側にフィルタを設けてください。また、冷えると凝固するような物質を含んだエアを流す場合には、停止時にノズル内にそのエアの残留がないように注意してください。ハイブローノズルSUSはスリット調節式のため、スリットの両サイドから若干のエア漏れが生じますが、異常ではありませんのでご了承ください。ハイブローノズルSUSは低圧損汎用タイプのため、スリット両端部(約25㎜)は吐出エアのバラツキの精度定格が乱れる可能性があります。項目5.スリットの調整方法に従って、スリット巾を任意に調節することで、若干、改善される場合もあります。ハイブローノズルSUSを設置する場合は、対象ワークと接触しないようにしてください。鉄板等のワークが衝突するとハイブローノズルSUSのスリット部が損傷します。また、熱風を吐出する場合はハイブローノズルSUSの表面も高温となり、可燃性ワークが接触すると火災の原因になります。6.保証●●本機の保証期間は、お買い上げ日より1年です。保証期間内の取扱説明書に従った正常な使用状態で故障した場合には、下記の内容に基づき無償修理いたします。ただし、本機に対する出張修理は承りません(ご返却による修理のみとなります)。この装置によって生じたいかなる支出、損益、その他の損失に対してなんら責任を負いません。●●修理した部品、及び処置の保証は、修理後3ヶ月間とさせていただきます。●次のような場合は保証の範囲に含まれません。・誤ったご使用や不注意なお取り扱いによる故障。・落雷、地震、台風、水害、火災や塩害による損傷。・お買い上げ後の輸送、移動、落下等による損傷。・代金の決済を怠ったとき。次にしめすものの費用は負担いたしません。・消耗部品、塗装。●・分解や改造されたもの。・結露によるサビの発生。・ほこり、ゴミ、糸くず、オイルミスト等による損傷。・取扱説明書に従った使用方法でない場合。・装置を使用できなかったことによる不便さ、及び損失、または二次損失等(電話代、休業補償、商業損失等)。・現地修理の際に発生する交通費、宿泊費等。●保証は日本国内において有効です。日本国内で購入された当社製品を海外へ輸出された場合、保証は適用外となります。この場合の保証の適用は、当社工場へ返送いただいた製品の持ち込み修理のみとさせていただきます。また、持ち込み修理、及びその修理後の返却のための必要な輸出入、輸送にともなう費用はお客様のご負担となります。製造販売元株式会社関西電熱本社〒577-8566東大阪市高井田西5丁目4番18号TEL(06)6785-6001㈹FAX(06)6785-6002東京支社〒144-0035東京都大田区南蒲田2丁目4番4号TEL(03)5710-2001㈹FAX(03)5710-2005ホームページwww.kansaidennetsu.co.jp


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