ハイブローノズルSUS取扱説明書


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3.取り付け方法ハイブローノズルSUSには固定金具が標準装備されています。ノズルのスリット長さによってそれぞれ固定金具が異なりますので、ノズルの長さにあった方法で固定してください。また、角度調節ボルトにて、任意の吹き出し角度に調節できます。①スリット長さ1000㎜以下入口用、及び先端用固定金具は取り付け向きを変更することで、上部取り付け、下部取り付け、両サイド取り付けに対応できます。ただし、吹き出し角度の調節は、上部、及び下部取り付けの場合は90°まで、両サイド取り付けの場合は30°までとなります。《先端用固定金具》上部取り付け《入口固定金具》上部取り付け角度調節範囲上部取り付け下部取り付け固定ボルト角度調節ボルトサイド取り付けサイド取り付け(調節範囲)サイド取り付けサイド取り付け下部取り付け下部取り付けサイド取り付け(調節範囲)②スリット長さ1010㎜以上入口用、及び先端用固定金具は取り付け向きを変更することで、上部取り付け、下部取り付けが対応でき、また、取り付け向きを変更せずに両サイド取り付けが対応できます。ただし、吹き出し角度は、いずれの取り付け方向にかかわらず90°まで調節できます。《先端用固定金具》《入口固定金具》角度調節範囲上部取り付け上部取り付け先端側固定ボルト角度調節ボルトサイド取り付けサイド取り付けサイド取り付けサイド取り付け(調節範囲)角度調節ボルト入口側下部取り付け下部取り付け《注意》1.2.3.4.固定ボルト、及び角度調節用ボルトは、必ずしっかりと締めつけてください。ノズルには荷重をかけないでください。変形の可能性があります。ノズルを固定する場合は、ノズルの自重に耐え、かつ振動等による脱落がないように考慮してください。ノズルに熱風を通して使用する場合は、固定金具も熱くなりますので、固定部、及び周辺の熱対策を充分に施してください(ノズル専用断熱材もオプションにて用意しております)。また、ノズル自体も熱膨張しますので、入口用固定金具に隙間を確保して取りつけてください(ステンレスは350℃時に1mあたり約3㎜膨張します)。ただし、供給口位置を上部、または正面供給口タイプ、あるいは供給口形状を固定用フランジ付タイプ等にてお買い上げいただいた場合は、入口用固定金具側による隙間が取れないため、熱膨張によりスリット巾が広がり、吐出エアのバラツキが発生する可能性があります。この場合は固定金具の取り付け側、または固定フランジ側等で隙間を取っていただくことをおすすめいたします。


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