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2.端子配列●マルチコントローラTRC202の端子配列と各端子の説明です。各端子の詳細を充分把握して、スポットヒータと結線してください。S1・S2:吐出口熱風温度検出用Aセンサ入力端子(K+→S1、K-→S2)スポットヒータのAセンサを入力してください。また、配線には所定のシールド付補償導線〔K〕を使用し、シールドアース工事を必ずおこなってください。S3・S4:ホットスタート、ヒータ断線防止用Bセンサ入力端子(K+→S3、K-→S4)スポットヒータのBセンサを入力してください。また、配線には所定のシールド付補償導線〔K〕を使用し、シールドアース工事を必ずおこなってください。S5・S6:運転モード入力端子(端子電圧DC15V10mA)開で通常運転、閉でホットスタート運転※S7-S8端子が閉時のみ有効です。S7・S8:ヒータON/OFF入力端子(端子電圧DC15V10mA)開でヒータOFF、閉でヒータONOUT・COM:接点出力(内部リレー)(接点容量DC30V1A)設定された機能が作動時にONになる端子です。(異常時、温度警報作動時、熱風運転中、ホットスタート運転中から選択)※出力端子機能の設定方法はP.7をご参照ください。①・②:ヒータ制御出力端子(H1→①、H2→②)スポットヒータのヒータ電源を入力してください。また、電線のサイズは電圧降下を考慮して決定してください。※端子②は電源端子④と直接接続されているため、メインSWがOFFでも電圧が印加されます。ヒータへの配線、メンテナンス時は必ず一次側電源を遮断してください。③・④:電源端子電源(単相AC100V、または単相AC200V50/60Hz)を入力してください。また、電線のサイズは電圧降下を考慮して決定してください。※一次側電源には短絡保護用に速断ヒューズの設置をおすすめします。(推奨容量AC250V25A遮断容量10kA以上)E:アース端子D種アース工事をおこなってください。端子サイズ、及び参考適用電線サイズスクリューレス端子S1~S8・単線:φ0.4~φ1.0㎜(AWG26~AWG18)・撚線:0.3~0.75㎜2(AWG22~AWG20)M4端子①~④、E・ヒータ電流値20A以下:3.5㎜2以上・ヒータ電流値15A以下:2.0㎜2以上・ヒータ電流値8A以下:1.25㎜2以上・電線被覆むきしろ:10㎜・締付トルク:1.18N・m-2-