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3.電源①電源接続、及びアース工事は、電気工事士に依頼してください。②電源は必ず、本機に付属している電源コードを使用してください。③温調ユニットTCUシリーズと使用する場合は必ず、温調ユニットの送風機出力端子(E・UB・VB・WB)に、本機に付属している電源コードを接続してください。④電源には必ず順相の3相電源を供給してください。本機を単品でご使用の場合、逆相や欠相状態でも本機の運転はおこないますが、この場合は過負荷となるため破損のおそれがあります。⑤電源には必ず正弦波波形をもつ商用電源(50/60Hz)を使用してください。高調波を含んだひずみ波をもつ電源は絶対に使用しないでください。また、サージ電圧やノイズが電源に侵入しないように充分対策をおこなってください。⑥専用回路を設けてください。漏電遮断器を取り付けられる場合は、感度電流が50mA~100mAのものを使用してください。※漏電遮断器の感度電流は初期漏洩電流の約10倍程度が一般的です。⑦感電事故防止のため、アース工事をしてください。(300V以下:D種接地600V以下:C種接地)注意配線、及び点検時は必ず電源を遮断してください。電源を入れた状態で作業をおこなうと感電します。4.配線①配線は電気工事士に依頼してください。②お買い上げいただきました送風機ユニットの電動機容量を再度ご確認ください。③送風機ユニットは機種ごとに、ご指定周波数によって電動機用サーマルリレーの設定値が異なりますので、お買い上げの機種の指定周波数と、ご使用場所の周波数が合っているかを必ずご確認ください。④配線はFHシリーズに付属している電源コードと圧力信号コード(FH50・FH60)を必ず使用してください。⑤送風機ユニット(FH50・FH60)と温調ユニットTCUシリーズを、併せて使用する場合は、温調ユニットの送風機ユニット異常入力コネクタ(3P)に、必ず本機に付属している圧力信号コードを接続してください。注意:FHシリーズに付属している電源コード、圧力信号コード(FH50・FH60)以外での配線は誤配線や故障の原因になりますので、使用しないでください。注意:配線は極力短くし、圧力信号コードを電力線や動力線、高調波線等の配線と同一ダクト内に通したり、並行配線や結束をしないでください。ノイズの影響を受けると故障の原因となります。注意:配線、及び点検時は必ず電源を遮断してください。電源を入れた状態で作業をおこなうと感電します。注意:安全回路(圧力信号FH50・FH60)を配線せずに運転をおこなうと、故障の原因になります。5.安全回路●安全回路(圧力異常信号)について送風機ユニットFH50・FH60には風量限界検出用の圧力スイッチを内蔵しており、風量限界以下の圧力を検出すると、付属の圧力信号コードより圧力異常信号を出力します。温調ユニットTCUシリーズと使用する場合は、温調ユニット端子部の送風機ユニット異常入力コネクタ(3P)に、必ず本機に付属している圧力信号コードを接続してください。送風機ユニットFH50・FH60単体でご使用される場合は、必ず圧力異常信号出力時に送風機ユニットの運転を停止する回路を組み込んでください。※接点容量DC5V10mA以上・DC30V1A以下(無電圧接点信号で出力)。異常時接点『閉』。圧力異常信号コネクタ(3P)(異常時『閉』)圧力信号コード(3m)CN3P3相電源(電源コード3m付属)《圧力異常の原因》・炉体等の充分な排気口が確保できていない。・吐出口接続配管の抵抗(吐出口開口面積が狭い、ワーク近接、ホースの長さ・曲がり等での圧力損失が大きい)安全回路(圧力異常信号)を確保せずに、運転をおこなうと故障の原因になります。結線例は巻末の結線電気図を参考にしてください。-2-