送風機ユニットFHシリーズ取扱説明書


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1.据え付け①本機は据え付け専用です。必ず水平の状態で設置してください。②取付固定用穴(4-Φ10穴)を用いて、本機をしっかり固定してください。取付固定用穴(4-Φ10)③設置できない場所・振動のある場所・可燃物の付近・屋外で風雨にさらされる場所・周囲温度-10℃~+40℃以外の場所・周囲湿度85%R.H.以上の場所・発熱物の上部・密閉された部屋、及びケース内・裏面が壁等に密着される場所・標高1000m以上の場所・気圧の低い場所・ほこり、粉塵等の多い場所・酸性ガス、腐食性ガス等が浮遊している場所・通電性浮遊物(カーボン繊維等)のある場所④据え付けは下図を参照にして、充分な取り付けスペースを確保してください。※特に冷却用エア取入口(取付スペース200mm以上)およびサイレントカバー(取付スペース50mm以上)周辺の取付スペースは機内冷却のため重要です。また、本機を発熱体上部等の温度上昇につながる場所には設置しないでください。2.配管①吐出口への配管は耐熱性および耐圧性を有した配管を用いてください。本機吐出口からは圧縮されたエアが吐出されますので、接続配管には耐熱性および耐圧性を考慮したサクションホースなどを用いてください。耐熱性および耐圧性の無い配管で接続された場合、ホースが外れたり損傷するおそれがあります。②吐出口への配管は確実に固定してください。吐出口に接続している配管よりエアが漏れると、本機内部にエアが入り込み本機の故障につながるおそれがあります。また、接続配管が外れていたり、エアが漏れると、スーパーヒータが空炊きになりヒータ断線等の故障につながるおそれがありますので、配管施工後は確実に配管接続されているかご確認ください。③配管はできるだけ太く、短く、ゆるやかな曲がりで施工してください。注意:配管が長くなる場合は、管内の摩擦係数、口径、管の曲がり等により圧力損失が生じ、送風量が減少して、本機の故障につながるおそれがあります。また、送風量が減少するとスーパーヒータが空炊きになりヒータ断線等の故障につながるおそれがあります。-1-


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