TSK-17B取扱説明書


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7.安全回路7-1温度異常・吐出温度上限(TCA)搭載(自動復帰タイプ)・吸入温度異常(TPC)搭載(自動復帰タイプ)吐出温度が上限を超えた場合、または吸入温度が上限を超えた場合に、端子の接点を開、または閉にするセンサが内蔵されています。《主な原因》・離れた場所の温度管理時の吐出温度上限オーバー・過大な圧力損失による風量の減少・炉体上部や密閉箇所へ設置・吸入可能温度以上の高温の吸い込み・吸入口金網やフィルタの目詰まりによる風量減少《復帰方法》異常の原因を取り除き、熱風発生機が充分に冷却されると自動復帰します。※TSK-17Bの吐出温度上限センサは300℃、250℃へ設定が変更できます(出荷時350℃)。温度設定リング回して300℃、250℃の位置で固定してください。7-2オーバーヒート(TPB)搭載(手動復帰タイプ)ヒータケース内が異常高温になった場合に、端子の接点を開、または閉にするセンサが内蔵されています。《主な原因》・吸入口金網やフィルタの詰まりによる風量減少・異物の混入による送風機モータのロック・炉体等の充分な排気口が確保できていない。・対象ワークの近接等による吐出口の抵抗(圧力損失が大きい)《復帰方法》オーバーヒートの原因を取り除き、本体を充分に冷却した後、必ず電源を遮断して、本体裏側のゴムキャップを外して、内部のリセットボタンを“カチッ”と音がするまで強く押してリセットしてください。注意:電源を入れた状態で、リセットボタンを押すと感電します。ゴムキャップ吐出口7-3送風機異常(TPM)オーバーヒートリセットボタン(TPM)搭載機種(自動復帰タイプ)送風機が過負荷、過電流、ロック状態により異常高温になった時、端子の接点を開にするセンサが内蔵されています。《主な原因》《復帰方法》・ベアリングの摩耗・異常電圧(定格以外の電圧)異常の原因を取り除き、送風機が充分に冷却されると自動復帰します。・極端に開口部のせまいノズル等の使用・圧力損失の大きい配管-5-


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