TSK熱風発生機C型シリーズ便利な機能


>> P.5

4.吐出温度上限設定変更※変更は外部運転機能を解除した停止状態にて実施してください。●オプションの外部センサを使用時、吐出温度は吐出口温度リミッタとして熱風発生機の上限温度にて制御されています。本機ではこの上限設定を変更できます。任意の温度に設定することにより、熱風発生機の最高吐出温度を制限できます(出荷時の設定は350℃です)。《このような場合に便利です。》・・※※炉内等の温度を管理し、同時にご使用になっている配管等の最高使用温度以下で熱風発生機の吐出温度を管理したい。炉内等の乾燥、または加熱温度と対象物への最高供給温度の両方を制御したい。外部センサの温度と熱風発生機の吐出口上限温度は、いずれか早く設定値へ到達した温度で制御されます。よって、外部センサ温度設定と吐出上限温度設定の差が少ない場合は、外部センサ温度が昇温する前に吐出口上限温度にて制御され、目標温度に到達しない場合がありますので、ご注意ください。熱風発生機の温度表示は外部センサの温度のみとなり、吐出口上限温度は表示されません。吐出口上限の温度を表示したい場合は、外部に別途温度調節計を設けて、サービス端子の外部温調機能をご使用ください。①ロック解除後、モードキーを押しながら、熱風温度のダウンキーを押し続けてください。②モードキーを6回押してください。熱風温度部に『AIF』、設定温度部に『HLW』が表示します。熱風温度部に『S_A』、設定温度部に『350』が表示します。③アップダウンキーにて任意の温度へ変更してください。設定後はモードキーを3回押して、通常運転状態の表示へ戻してください。変更された吐出温度上限設定温度は、外部センサ使用時に熱風発生機の吐出口温度を制御するもので、温度異常により熱風発生機を停止させる安全回路の温度ではありません(この変更においても温度異常の吐出口温度上限設定温度は変更されません)。よって、この変更温度にて安全回路は作動しません。※吐出温度上限設定変更後は、再度ロックをかけて運転してください。-4-


<< | < | > | >>