関西電熱の総合製品カタログ


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■使用上の注意①スーパーヒータ1台に対して、温調ユニットTCUシリーズ』、送風機ユニットFHシリーズ』のどちらか1台が必要です。温調ユニットTCUシリーズ以外でのホットスタート運転、完璧なスーパーヒータの保護・温度制御はできません。②運転中はヒータケース外側が高温になりますので、必要に応じてオプションの断熱カバーDKシリーズを取り付けてください。③エア供給源にコンプレッサエア等を使用するときは、供給圧力を490kPa以下に減圧して、かつ最大使用可能風量以下のエアを脈動圧が発生しないように供給してください(SH41〜61の供給口アタッチメントがFD38・FD50の場合は供給圧力を30kPa以下にしてください)。また、温調ユニットTCUシリーズご使用時は、送風時に外部運転入/切への信号入力が必要となります。④エア源は油分、水分、ホコリ等の混入していないクリーンエアを使用してください。ヒータ内部に油分、水分、ホコリ等が混入するとヒータの絶縁が低下してヒータの寿命が短くなります。ホコリが内部に入りますと、ヒータの熱で加熱されホコリが火の粉の状態で熱風吐出口より飛び出し危険です。⑤スーパーヒータ本体に振動を与えないでください。内部碍子、センサが破損するおそれがあります。⑥据え付けは水平設置以上または熱風吐出口が上向きになるよう取り付けてください(水平以下、下向きでは使用できません)。また、いずれの取り付け姿勢においても送風停止時およびホットスタート運転時に熱が逆流しないようにしてください。熱が逆流した場合Cセンサでの過熱防止の発生、内部配線・端子・コネクタ等が破損するおそれがあります。ホットスタート運転をされる場合は水平より+25°の範囲で取り付けてください。⑦熱風運転時の熱膨張および運転停止時の冷却によってヒータケースの全長が伸縮します。本体据え付け時は、必ず取扱説明書に記載している「据え付け」の注意事項を遵守した上で、本体の据え付け固定をおこなってください。熱風吐出口の耐荷重通常運転の取り付け姿勢180°ホットスタート運転の取り付け姿勢(ホットスタート運転は温調ユニットTCUシリーズ使用時のみ可能です)不可25°不可不可不可注意:送風停止時およびホットスタート運転時に熱が逆流しないこと※設置上、熱が逆流する場合はAセンサ位置での熱風温度が70℃以下になるまで冷却運転をしてから、送風を停止してください。(温調ユニットTCUシリーズには冷却運転モードを搭載しております)3kg迄400℃未満0.6kg迄400℃以上■性能曲線●スーパーヒータSHシリーズSH51SH41SH61SH711234風量3(m/min)012345678920kW15kW1234風量(Nm/min)3SH71熱風曲線圧力損失(kPa)10圧力損失曲線(ヒータOFF吐出口大気開放)温度(℃)8007006005004003002001000SH41熱風曲線4kW3kW12風量3(Nm/min)3温度(℃)8007006005004003002001000SH51熱風曲線8kW6kW12風量3(Nm/min)3温度(℃)8007006005004003002001000SH61熱風曲線12kW10kW12風量3(Nm/min)3温度(℃)8007006005004003002001000入口温度20℃時における吐出性能です。風量の測定はエア供給口です。赤曲線はヒータ電源100%入力時の吐出口熱風温度です。温調ユニットTCUシリーズで温度コントロールすると、この曲線以下の温度が自由に調節できます。最小風量、最高熱風温度付近でご使用される場合は、別途ご相談ください。●送風機ユニットFHシリーズ静圧(kPa)15FH30性能曲線60Hz50Hz10500.511.5風量(m3/min)静圧(kPa)20151050FH40性能曲線60Hz50HzFH50性能曲線風量限界60Hz50Hz静圧(kPa)2015105FH60性能曲線風量限界60Hz50Hz静圧(kPa)302010123風量(m3/min)01234風量(m3/min)0123456風量(m3/min)青曲線は50Hz、黒曲線は60Hzの静圧曲線です。風量限界以下では使用できません。圧力異常信号を出力します(FH50・60)。温調ユニットTCUシリーズを使用しますと、風量限界の安全回路を装備しています。4


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