熱交換器取扱説明書


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1.据え付け●●①②熱交換器本体の移動・据え付け時は、取扱説明書袋に同封の、「吊り金具(2ヶ1組)」を、本体上面にしっかりと取り付けた上で、安全に吊り上げ移動をおこなってください。※取付方法は本体貼付けのチラシを参照ください。放熱側の炉体排気に水分が含まれる場合は、熱交換器内部に結露が発生します。この場合は放熱側出口のドレンバルブで定期的に水抜きをしてください。熱交換器内部の水分を効率よく排出するには、熱交換器の据え付け姿勢は『縦置き』を推奨します。熱交換器には縦置きの場合、取付方向に制限があります。放熱側入口・受熱側出口銘板シール固定金具を利用して、任意の位置へ据え付けてください。熱交換器の表面は使用状況によっては高温になりますので(最高部で約150℃)、必ず固定金具にて接地面との間に空間を設けてください(固定金具を使用せず、直接設置しないでください)。《据え付け方法》・縦置きの場合銘板シールを貼り付けしているカバー(放熱側入口・受熱側出口)が、必ず上側になるよう・に設置し、固定金具を図1のように、下側カバーの両側に取り付けて設置してください。横置きの場合固定金具を図2のように、両端面の下側に取り付けて設置してください。③④設置された熱交換器の上面側は特に熱くなりますので、ホコリ等の蓄積には充分ご注意ください。火災の原因になります。本体外側には断熱処理をしておりますが、本機の表面はご使用状況によっては高温となりますので、可燃物が近接する場所には設置しないでください。また、直接、手を触れないようにご注意ください。火災や火傷の原因となります。図2横置きの場合固定金具2.配管固定金具図1縦置きの場合①放熱側、受熱側のそれぞれへ間違いの無いように配管をおこなってください。1.炉体からの排気等の排熱エア→①放熱側入口へ②放熱側出口(ドレンバルブ付)から→2.排気へ3.外気等の加熱目的エア→③受熱側入口へ④受熱側出口から→4.熱風発生機吸入口へ(排気熱回収)銘板シール4.熱風発生機吸入口へ1.炉体排気④受熱側出口①放熱側入口閉●バルブ材質本体:黄銅ハンドル:PBT樹脂ドレンバルブ開閉位置開【縦置き時(推奨姿勢)】【横置き時】③受熱側入口3.外気②放熱側出口(ドレンバルブ付)2.排気0ドレンバルブ(水分排出用)●熱交換器内部の水分を効率よく排出するには、熱交換器の据え付け姿勢は『縦置き』を推奨します。(出荷時は縦置き時の位置に取り付けています。横置き時は各閉止プラグを脱着して取替してください。)●必ず定期的に水抜きをしてください。-1-放熱側、受熱側への配管はエア漏れの無いようにしっかりと確実に接続してください。配管は圧力損失、および放熱を考慮して、できるだけ短く施工してください。②③


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