ポータブルドライヤ取扱説明書


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1.据え付け①取手には本体固定用穴(M62ヶ所)を設けています。必要に応じて取手を利用し、しっかりと本体を固定してください。また、オプションにて固定金具(型式:PDL)をご購入いただいた場合は、本体側面の固定金具用取付穴に取り付いているネジ(4ヶ所)を利用し、任意に取り付けてください。②本体の設置方向(上向き、下向き、前後左右傾斜)に制限はありません。ただし、吐出角度が水平より下向きに設置された場合、連続使用可能熱風温度が常温~450℃となりますので、必ずこの温度範囲にてご使用ください。また、取り付け姿勢状態にによっては運転停止時に余熱による影響を受るため、必ず自動冷却運転をおこなうように、本体の停止スイッチ、または外部運転入/切端子にて停止をおこなってください(元電源を遮断した場合、自動冷却運転はおこなわれません)。③設置できない場所・振動のある場所・屋外で風雨にさらされる場所・可燃物の付近・発熱物の上部・周囲温度0~+40℃以外の場所・周囲湿度85%R.H.以上の場所・密閉された部屋、及びケース内・フィルタ面がふさがれる場所・標高1000m以上の場所・気圧の低い場所・酸性ガス、腐食性ガス等が浮遊している場所・通電性浮遊物(カーボン繊維等)のある場所・ほこり、粉塵等の多い場所・パソコン、ラジオ、計測機器等のノイズの影響を受ける場所・幼児が触れる恐れのある場所④熱風運転時に本機が吐出した熱風のはね返り等による熱の影響を受けないように注意してください(オプションにて熱気吸い込み故障防止用吸い込みカバーを用意しています)。吐出角度が水平より下向きに設置した場合、連続使用可能熱風温度範囲は、常温~450℃となります。2.配管①配管おこなう場合は、必ずPDF65合フランジアダプタを利用してください。熱風吐出口に直接配管しないでください。②PDF65合フランジアダプタはバンドでしっかりと固定してください。③配管はできるだけ短くしてください。また、配管を極端に絞らないでください。④吸入口、吐出口をふさがないでください。ホース配管は熱風が漏れないようにバンドでしっかりと締め付けてください。合フランジ4FD383.電源①ポータブルドライヤの電源電圧にあった専用電源を用意してください。②100V電源の機種は同じコンセントの電源で他の機器と同時に使用しないでください。③延長コードを使用される場合は電圧降下を考慮してください。④200V(230V:海外用)電源の機種は必ずアース工事(300V以下:D種接地)をしてください。⑤他の機器と連動させて高頻度で電源を入り切りしないでください。⑥日本国内用(100V・200V電源機種)は日本国外では使用しないでください。⑦本機には運転停止操作時に内部温度に対応した自動冷却運転機能が装備されています。これは元電源の遮断時には作動しませんので、元電源の遮断による運転停止をおこなうような回路を組まないでください。元電源を遮断して本機を停止した場合、自動冷却運転機能が作動せず、余熱による故障の原因となります。※単相三線式の低圧配電方式にて単相100V電源をご使用の場合は、分電盤より容易に単相200Vの電源を取り出すことができます。単相200V機種をご使用の場合は、電源容量も含め、電気工事士にご相談いただきますよう、お願い申し上げます。-1-


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