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⑨ヒータ断線防止用Bセンサ温度制限過熱防止温度(Bセンサ温度)が熱風吐出温度(Aセンサ温度)を3分間以上80℃を超えた場合、異常ランプ(赤)が点灯し、過熱防止指示温度表示部に『ALM』、ホットスタート設定温度表示部に『SAB』が点滅します。※本機は常にBセンサ温度がAセンサ温度の+80℃を越えないように制御しています。よって、熱風運転中に突然エアが停止した場合や急激に風量を絞り込んだ場合を除いて、Bセンサ温度がAセンサ温度を超える運転状態になった場合は、Bセンサ温度が制御され、吐出温度が設定温度に到達しない場合があります。注意:異常時の配線確認や配線手直しは必ず元電源(工場電源)を遮断して実施してください。●ホットスタート運転後の熱風運転時の制御動作について◆ご注意ください◆ホットスタート運転時にホットスタート設定温度より、吐出口熱風設定温度が100℃以上低い場合に、熱風運転切り替え後、過熱防止制御が作動し、いったん吐出口熱風温度が急激に低下する場合があります。この場合は、過熱防止制御作動までの無効時間を長くすること(40秒以上)で過熱防止制御の作動開始を遅らせることができます。この設定に関しては、「マルチコントローラTRC202取扱説明書便利な機能」の5ページ『5.風量低下検知機能無効時間の変更』をご参照ください(当社ホームページからダウンロードできます)。-10-