ペンヒータ取扱説明書


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熱風吐出口の耐荷重注)ペンヒータの吐出口のネジ部分だけで本機を固定しないでください。1.0kgまで0.2kgまで400℃未満400℃以上●熱風運転時、吐出口へ荷重がかかると高温により変形し、トラブルが発生する場合があります。上図を参照して設置、配管をおこなってください。3.結線●ペンヒータは、Aセンサ(吐出口熱風温度検出用)とBセンサ(ホットスタ-ト温度・過熱防止温度検出用)の2つの熱電対〔K〕が内蔵されたヒータです。このAセンサ・Bセンサを使用し、ペンヒータ専用マルチコントローラTRC202-Pで温度制御をおこなうことによって、ヒータを溶断することなく使用することができます。ペンヒータとペンヒータ専用マルチコントローラTRC202-Pはセットでご使用ください。●ペンヒータ×1台に対して、ペンヒータ専用マルチコントローラTRC202-P×1台が必要です。TRC202-Pを使用することにより、ペンヒータの性能を100%引き出す制御がおこなえます。TRC202-P無しではペンヒータを安全に運転することができず、温度制御やヒータの保護、ホットスタート運転など一切おこなうことができません。注)必ずTRC202-Pとの配線例通りに配線してください。配線例通りに配線せずに運転された場合、ヒータ断線の防止ができないだけでなく、重大な事故につながる可能性があります。注)各温度センサの検出温度について…発熱体(ヒータ)と各温度センサには測温(空間)距離があり、同一製品であってもご使用の風量、圧力等の影響により、各温度センサの検出温度には温度差が発生します。3-1端子配列コネクタペンヒータコネクタ部B+B-A+A-H1H2端子No.端子名用途H1・H2ヒータ端子ヒータ電源用A+・A-Aセンサ端子〔K〕吐出口熱風温度検出用●電源接続、及びアース工事は、電気工事士に依頼してください。B+・B-Bセンサ端子〔K〕ホットスタート温度検出用ヒータ過熱防止温度検出用●感電事故防止のため、D種(第三種)アース工事をしてください。●ペンヒータ付属の配線コード(300mm長さ・コネクタ付)端末にはマークチューブを被せています。ペンヒータの各端子No.は、このマークチューブに記入されている以外に記載はしていませんので、配線の際には付属の配線コードが必ず必要です。※ペンヒータの各センサは、ヒータ通電時の静電誘導、及び電磁誘導により、静電気程度のエネルギーを持つ場合があります。よって、ヒータ通電中に各センサの端末には直接触れないでください(静電気程度の電流を感じる場合があります)。温度計測にてやむを得ず直接触れる場合は、センサ端末をコネクタ処理されることを推奨します。ー2-


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