温調ユニットTCUシリーズ(コンプレッサ仕様)取扱説明書


>> P.23

●・※●・・・●・・入口温度上限を超えた場合温度異常ランプ(赤)が点灯、熱風温度部に現在の吐出温度、設定温度部に『Tcc』が点滅し、送風運転状態となります。《主な原因》ヒータの吸入気体温度の上限(100℃)を超えた場合《復帰方法》吸入口の温度が下がった後、停止スイッチを押すことで解除できます。この場合の入口温度上限はヒータ内部に設置された入口温度検出用センサ部での異常となります。吐出口センサバーンアウト温度異常ランプ(赤)が点滅、熱風温度部に『---』、設定温度部に『TcA』が点滅し、本体ブレーカ(NFB)がトリップしてすべての運転が停止します。《主な原因》吐出口センサの断線吐出口センサ配線の断線吐出口センサ配線の外れ《復帰方法》一次側電源をOFFにし、修理をお申しつけください。温調ユニット内部温度異常時温度異常ランプ(赤)が点滅、熱風温度部に『OH』、設定温度部に『ALM』が点滅し、送風運転状態となります。《主な原因》温調ユニット設置雰囲気温度が高い炉体上部設置時の炉体放熱温度の影響《復帰方法》停止スイッチにて運転を停止し、温調ユニットの内部温度が下がった後、本体のブレーカ(NFB)をOFFにすることで解除できます。注意:異常時の配線確認や配線手直しは必ず元電源(工場電源)を遮断して実施してください。-22-


<< | < | > | >>