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●・・・・・・●・・・・・19.異常検出◆異常検出時には異常表示と同時にブザーが鳴ります。各異常の復帰方法により、異常が解除されるとブザー音も停止します。19-1オーバーヒート(バーンアウト)ヒータケース内が異常高温になった場合はオーバーヒートと検知して、または過熱防止温度検出用B2センサが断線した場合はバーンアウトと検知して、本体のブレーカ(NFB)がトリップし、すべての運転が停止します。オーバーヒート時オーバーヒートランプ(赤)が点灯し、熱風温度部に『nFb』、設定温度部に『Tcb』が点滅します。《主な原因》エアが供給されていないスーパーヒータの吸入口金網の詰まり送風源フィルタの詰まり異物の混入による送風機モータのロック炉体等の充分な排気口が確保できていない対象ワークの近接等による吐出口の抵抗(圧力損失)が大きい《復帰方法》オーバーヒートの原因を取り除き、充分に冷却した後、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFにして、再度ONしてください。19-2温度異常吐出口温度が上限を超えた場合、または吸入温度が上限を超えた場合に停止、または送風運転状態となります。各センサ断線等のバーンアウト、温調ユニット内部温度異常時にも運転を停止します。温度異常ランプ(赤)が点灯し、熱風温度部に『nFb』、設定温度部に『TcA』が点滅し、本体のブレーカ(NFB)がトリップしてすべての運転が停止します。《主な原因》吐出口センサ部にて吐出口温度上限を超えた場合外部センサ使用時の吐出温度上限オーバー過大な圧力損失による風量減少スーパーヒータ吸入口金網の詰まりによる風量減少送風源フィルタの詰まりによる風量減少送風源の風量減少《復帰方法》吐出口温度上限オーバーの原因を取り除き、充分に冷却した後、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFにして、再度ONしてください。注意:異常時の配線確認や配線手直しは必ず元電源(工場電源)を遮断して実施してください。-21-