TSK熱風発生機P型シリーズ取扱説明書基本操作編


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1.通常運転①工場電源(一次側電源)をONにしてください。②本体のブレーカ(NFB)をONにしてください。停止ランプ(緑)が点灯し、熱風温度部に『nFb』、設定温度部に『oFF』が点滅します。熱風温度部に現在温度、設定温度部に『0』が表示し、風量調節部に『60』(周波数)が表示します(初回運転時)。※この状態では操作できません。※2回目以降、設定温度部と風量調節部は前回設定値が表示します。③送風スイッチを押すと、送風ランプ(緑)が点灯し、送風運転を開始します。風量調節設定(周波数設定)アップダウンキーで20~60Hzに1Hz単位で変更できます。※風量を最小風量調節設定値の20Hzに設定しても、熱風発生機が無負荷に近い状態なら、最高温度までは昇温しません(送風機モータの冷却効果を考慮して、モータの回転数の下限を設定しているため)。この場合は、吸入口へダンパ等を設けて、最小風量設定状態で風量をダンパ等で絞ってください。④熱風スイッチを押すと、熱風ランプ(橙)が点灯し、熱風運転を開始します。熱風温度設定アップダウンキーで0~350℃に1℃単位で変更できます。《注意》熱風温度はヒータ近くの吐出口温度センサ位置にて測定管理をおこなっておりますが、通過風量の増減、及び吐出側、吸入側の圧力損失による物理的なエアの乱流によって、吐出口面で温度差が生じる可能性があります。より、正確な温度を測定するために、外部センサを利用し、炉内等の温度による熱風発生機の運転をおすすめいたします。ヒータランプ(緑)はヒータのON/OFF状態を点灯、点滅で表示します。-1-


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