TSK熱風発生機H型シリーズ取扱説明書総合編


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5.保守点検テストボタンオーバーヒート時に本体のブレーカ(NFB)が正常にトリップするかを確認するためのテストボタンです。月に一度、運転停止状態(通電中)においてテストボタンを数秒押して、オーバーヒートランプの点灯、オーバーヒート作動表示(P.9参照)、及び本体のブレーカ(NFB)のトリップ動作を確認してください。確認後は、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFにして、再度ONしてください。吸入口金網、及びフィルタ点検熱風発生機の吸入口には高性能エアフィルタが装備されています。フィルタは常に点検いただき、定期的に清掃してください。フィルタが詰まると、ヒータケース内が異常高温となり、オーバーヒート、または温度異常等が発生します。※熱風発生機の送風機冷却部(モータヘッド部)にも異物吸い込み防止用金網が装備されていますので、この金網も常に点検、清掃してください。金網が詰まると送風機モータ温度が高温となり、モータ寿命が著しく短くなります。保管熱風発生機を長期間保管する場合は、結露、氷結等に充分ご注意ください。特に冬場は保管雰囲気の温度が下がることにより結露が発生します。結露が発生した状態で低温下に保管されると氷結状態となり、電気部品等が故障する原因となります。自主点検本機をより安全にご使用いただくために、使用期間が10年を超えた場合、自主点検を実施することをおすすめします。【自主点検項目】・・・※絶縁抵抗値の測定ヒータ電流値の測定各端子台の増し締め点検自主点検につきましては、最寄りの電気工事業者様にご依頼ください。操作盤内部の異物混入点検、清掃本体内部、吸入口の異物混入点検、清掃電気部品の動作、及び発熱点検・・・・その他の目視点検注意:本機の絶縁耐電圧試験は絶対に実施しないでください(出荷時に実施済み)。故障の原因になります。◆通電火災について熱風発生機は、停電等の瞬停後、1秒以内の元電源の再投入により、自動的に瞬停前の運転を再開します。よって、通電火災防止のため、地震等の災害時に一次側電源を遮断する装置の設置をおすすめしますが、熱風発生機側でも停電復帰後の運転再開をおこなわない設定が可能です。設定方法は、当社ホームページにアクセスhttp://www.kansaidennetsu.co.jp↓日本語→メインメニュー→テクニカルデータ↓テクニカルデータ内の『通電火災対処方法』をご覧ください。-3-


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