TSK熱風発生機H型シリーズ取扱説明書総合編


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1.ご使用上の注意※ご使用前に必ずご確認ください。故障無く熱風発生機をご使用いただくために◆過去に発生した故障の原因となった重要な注意事項を記載しています。貴社の使用方法とご照合いただきますよう、お願い申し上げます。●熱風発生機吸入口の高性能フィルタ(標準装備)は常に清掃してください。フィルタの目詰まりにより、ヒータ内部が異常過熱し、運転ができなくなる場合もあります。●熱風発生機の設置場所雰囲気に、ほこり、粉塵、カーボン繊維等の通電性浮遊物、油分、油煙、オイルミスト、水分、水蒸気体が含まれる場合、それらが熱風発生機操作内部に付着、混入すると熱風発生機の故障につながります。●熱風発生機の吐出口への配管は必ずメン型フェルール、UCクランプ、シリコンOリングを使用して確実に固定してください。本機は高風圧タイプのため、吐出口配管を確実に固定しない場合、熱風漏れが発生します。漏れた高温の熱風は熱風発生機内へ逆流し、操作パネル内の電子機器が破損する原因となります。●入力端子A1~A10、及び出力端子B8~B10は電圧をかけると故障します。また、出力端子B1~B7は定格以上の電圧をかけると故障します。●サービス端子の配線は、AC電源線、動力線、高調波線と隣接配線や結束しないでください。ノイズにより内部電子機器が破損します。●熱風発生機の一次側に設けられた電磁接触器等で熱風発生機の運転停止をおこなわないでください。サージ電圧により内部電子機器が破損します。●落雷によって発生した誘導雷サージは熱風発生機の損傷、誤動作、もしくは火災等の事故につながります。落雷の影響を受ける可能性のある場所で熱風発生機をご使用になる場合は、必ずアレスタ(避雷器)の取り付け等による落雷対策を施してください。●熱風発生機の電源には必ず正弦波波形を持つ商用電源(50/60Hz)を使用してください。高調波を含んだひずみ波を持つ周波数変換器等からの電源は絶対に使用しないでください。高調波、ノイズ等により内部電子機器が破損します。●熱風発生機吐出口に装備されている温度計測用センサを曲げたり、高さを変更しないでください。ヒータに接触するとショートします。-1-


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