TSK-122B・132B取扱説明書


>> P.3

2.据え付け①取り付け姿勢右図の取り付け姿勢に従ってください。②必要に応じてアジャスタにてしっかりと固定してください。③設置できない場所・振動のある場所・可燃物の付近・屋外で風雨にさらされる場所・発熱物の上部・周囲温度-5℃~+40℃以外の場所・周囲湿度85%R.H.以上の場所・密閉された部屋、及びケース内・金属片等が落下するような場所・標高1000m以上の場所・気圧の低い場所・酸性ガス、腐食性ガス等が浮遊している場所・通電性浮遊物(カーボン繊維等)のある場所・ほこり、粉塵等の多い場所・凍結状態、結露状態の場所3.配管①吐出口、吸入口への配管は確実に固定してください。吐出口、または吸入口へのフレキホース配管は、フレキホースの特性上、必ず熱風の漏れが発生します。漏れた高温の熱風は熱風発生機内に逆流し、操作パネル内の電子機器が破損する原因となりますので、同封されたエア漏れ防止用ガラステープを利用して、吐出口、または吸入口へのフレキホース配管を施工してください。②配管はできるだけ太く、短く、ゆるやかな曲がりで施工してください。③配管は必ず充分な断熱施工をおこなってください。④吐出口フランジ付の熱風発生機を固定した状態で、吐出口フランジに引っ張り偏荷重をかけないでください。注意:送風機の吸入気体にトルエン、シンナー、多量の水蒸気が含まれている場合は、熱風循環式では使用できません(熱交換器を使用)。吸入気体に可燃性ガスが含まれている場合は、吸入気体のガス濃度を爆発下限界の1/50~1/100以下になるまで空気で希釈して使用してください。エア漏れ防止用ガラステープ施工例注意:熱風吐出口付近、及び熱風循環時は送風機部が熱くなりますので、運転中に手を触れないでください。火傷の恐れがあります。4.電源①電源接続、及びアース工事は、電気工事士に依頼してください。②機種によって端子構造、端子配列が異なりますので、お買い上げの機種を確認の上、3ページの端子説明に基づいて確実に配線をおこなってください。③熱風発生機電源には必ず正弦波波形をもつ商用電源(50/60Hz)を使用してください。高調波を含んだひずみ波をもつ電源は絶対に使用しないでください。また、サージ電圧やノイズが電源に侵入しないよう、充分に対策をおこなってください。④専用回路を設けてください。漏電遮断器を取り付けられる場合は、下記の表に従って感度電流の容量を決定してください。⑤感電事故防止のため、アース工事をしてください。(300V以下:D種接地600V以下:C種接地)注意:配線、及び点検時は必ず電源を遮断してください。電源を入れた状態で作業をおこなうと感電します。型式TSK-122B・132B漏電遮断器(ELB)感度電流目安200mA程度※漏電遮断器の感度電流は初期漏洩電流の約10倍程度が一般的です。-2-


<< | < | > | >>