自動温度調節器TRTシリーズ取扱説明書


>> P.17

温度異常15-2吐出口温度が上限を超えた場合、または吸入温度が上限を超えた場合に熱風発生機は停止、または送風運転状態となります。各センサ断線等のバーンアウト、熱風発生機内部温度異常時も運転を停止します。●吐出口センサ部にて吐出口温度上限を越えた場合●吐出口上限、及び吸入温度上限を越えた場合温度異常ランプ(赤)が点灯、熱風温度部にNFB、設定温度部にTCAが点滅し、本体ブレーカ(NFB)がトリップして全ての運転が停止します。《主な原因》・外部センサ使用時の吐出口温度上限オーバー・過大な圧力損失による風量の減少・吸入口金網やフィルタの詰まりによる風量減少《復帰方法》吐出口温度上限オーバーの原因を取り除き、充分に冷却した後、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFして、再度ONにしてください。温度異常ランプ(赤)が点灯、熱風温度部に現在の吐出温度が点灯、設定温度部にTCCが点滅し、送風運転状態となります。《主な原因》・熱風循環温度が熱風発生機の吸入気体温度の上限を越えた場合・外部センサ使用時の吐出口温度上限オーバー・過大な圧力損失による風量の減少・吸入口金網やフィルタの詰まりによる風量減少《復帰方法》吐出口、吸入口の温度が下がった後、停止スイッチを押すことで解除できます。※この場合の吐出口上限は熱風発生機内部に設置された吐出口上限センサ部での異常となります。●吐出口センサバーンアウト時温度異常ランプ(赤)が点滅、熱風温度部に---、設定温度部にTCAが点滅し、本体ブレーカ(NFB)がトリップ《主な原因》・吐出口センサの断線・吐出口センサ配線の断線・吐出口センサ配線の外れ《復帰方法》一次側の電源をOFFにし、修理をお申しつけください。注意:異常時の配線確認や配線手直しは必ず元電源(工場電源)を遮断して実施してください。-16-


<< | < | > | >>