自動温度調節器TRTシリーズ取扱説明書


>> P.16

15.異常検出◆異常検出時には異常表示と同時にブザーが鳴動します。各異常の復帰方法により、異常が解除されるとブザー音も停止します。15-1オーバーヒートヒータケース内が異常高温になった場合はオーバーヒートと検知して、またはヒータケース内温度管理用オーバーヒートセンサが断線した場合はバーンアウトと検知して、本体ブレーカ(NFB)がトリップし、全ての運転が停止します。●オーバーヒート時オーバーヒートランプ(赤)が点灯し、熱風温度部にNFB、設定温度部にTCBが点滅します。《主な原因》・吸入口金網、フィルタの詰まり・異物の混入による送風機モータのロック・炉体等の充分な排気口が確保できていない・対象ワークの近接等による吐出口の抵抗(圧力損失が大きい)《復帰方法》オーバーヒートの原因を取り除き、充分に冷却した後、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFにして、再度ONにしてください。注意:異常時の配線確認や配線手直しは必ず元電源(工場電源)を遮断して実施してください。-15-


<< | < | > | >>