自動温度調節器TRシリーズ取扱説明書


>> P.6

6.通常運転①工場電源(一次側電源)をONにしてください。工場電源ランプ(緑)が点灯します。②本体のブレーカ(NFB)をONにしてください。温度調節計の指示PV部に現在温度、設定SV部に『0』、または設定温度が表示されます。③運転スイッチを短時間『送風』の位置にして、熱風発生機の送風機の回転方向を確認してください。送風機が逆回転(逆相)の場合は、電源の接続線のうち、いずれか2線を入れ替えてください。④温度設定をおこなってください。《例:273℃に設定する場合》設定キーを押してください指示部に『S』が表示します。アップキーで『273』に設定してください。設定を下げる場合はダウンキーを押してください。再度設定キーを押して、設定温度を登録してください。登録後は指示部に現在温度が表示します。⑤運転スイッチを『熱風』の位置にしてください。送風ランプ(緑)とヒータランプ(赤)が点灯し、熱風運転を開始します。『送風』の位置ではヒータへ通電されず、送風運転のみです。⑥運転開始後、熱風発生機の風量調節をおこなってください。熱風発生機の送風機部のダンパを利用して風量を調節できます。〈温度と風量の関係について〉風量と温度のバランスが悪い場合、次のような状況が発生します。・・設定した温度まで上がらない設定した温度に対してばらつく→→設定温度に対して風量が多い設定温度に対して風量が少ない→→風量を少なくする風量を多くする⑦運転を終了する場合は、運転スイッチを『停止』の位置にしてください。当社の熱風発生機は冷却運転の必要はありません。本体のNFBのON/OFFによる運転/停止はおこなわないでください(NFBは常時ON)。-5-


<< | < | > | >>