マルチドライヤ取扱説明書


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屋外で風雨にさらされる場所裏面が壁等に密着される場所周囲温度0~+40℃以外の場所・・・発熱物の上部標高1000m以上の場所可燃物の近辺酸性ガス、腐食性ガス等が浮遊している場所通電性浮遊物(カーボン繊維等)のある場所・・・・・振動のある場所密閉された部屋、及びケース内周囲湿度85%R.H.以上の場所ほこり、粉塵等の多い場所気圧の低い場所・・・・・水平の位置へ設置してください。必要に応じてしっかりと固定してください。設置、または使用できない場所①②③1.据え付け注意:持ち運び時、取手にホイストや吊り用バンドを掛けないでください。吐出口へのフレキホース配管は、フレキホースの特性上、必ず熱風の漏れが発生します。漏れた高温の熱風はマルチドライヤ内へ逆流し、操作パネル内の電子機器が破損する原因となりますので、同封されたエア漏れ防止用ガラステープを利用して、吐出口へのフレキホース配管を施工してください。配管はできるだけ太く、短く、ゆるやかな曲がりで施工してください。配管は必ず充分な断熱施工をおこなってください。②③2.配管①吐出口への配管は確実に固定してください。電源接続、及びアース工事は、電気工事士に依頼してください。100Vタイプは同じコンセントの電源で他の機器と同時に使用しないでください。200Vタイプはは付属のコンセントを使用して配線してください。※200Vタイプの電源コードはR(赤)、S(黒)、アース(緑+黄:アースシール付)に従って接続してください。マルチドライヤには必ず正弦波波形をもつ商用電源(50/60Hz)を使用してください。高調波を含んだひずみ波をもつ電源は絶対に使用しないでください。また、サージ電圧やノイズが電源に侵入しないように充分対策をおこなってください。専用回路を設けてください。漏電遮断器を取り付けられる場合は、感度電流50mA程度を目安にして決定してください。漏電遮断器の感度電流は、初期漏洩電流の約10倍程度が一般的です。※感電事故防止のため、アース工事をしてください(D種接地)。①②③④⑤⑧注意注意注意注意長すぎる配線は電圧降下を起こすので、ご注意ください。配線、及び点検時は必ず電源を遮断してください。マルチドライヤは本体電源スイッチをOFFにしても操作回路には通電されていますので、必ず工場元電源(一次側電源)を遮断してください。電源を入れた状態で作業をおこなうと感電します。接続にコンセントを設ける場合は、充分な容量を確保してください。コンセントが経年劣化による接触不良、欠相等で発熱、故障することがあるので、なるべくコンセントの使用はひかえてください。マルチドライヤは主に工業環境で使用される装置です。住宅環境等で使用する場合は、電波障害を発生するおそれがあります。その際、この製品の使用者は障害低減のために適切な手段を講じなければならないことがあります。※単相三線式の低圧配電方式にて単相100V電源をご使用の場合は、分電盤より容易に単相200Vの電源を取り出すことができます。単相200V機種をご使用の場合は、電源容量も含め、電気工事士にご相談いただきますよう、お願い申し上げます。3.電源-1-


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