関西電熱の総合製品カタログ


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小型・軽量・高風圧の送風機(渦流ブロワ)TSK-22H4〜TSK-53H7に搭載電気式熱風発生機に防塵、及び低騒音構造の小型、軽量、高風圧送風機(渦流ブロワ)を搭載しています。吐出口温度センサK熱電対に加えて、各安全回路用センサにもK熱電対を採用し、ヒータケースにはびない耐熱性の高いアルスター鋼板を使用、全製品に高性能フィルタを装備しました。365日昼夜無人連続運転可能な熱風発生機です。中間ブラケット(オイルシールレス)アルミフレーム高風圧羽根渦流ブロワは風量を絞ると電流値が増加する特性がありますので、少風量でご使用の場合は受注品のインバータ仕様をご選択ください。サイレンサ内蔵渦流ブロワ構造図①停止スイッチ②熱風スイッチ③送風スイッチ⑦指示温度表示⑧設定温度表示⑨風量調節表示⑬外部温調ランプ⑭外部センサランプ⑮オーバーヒートランプ④タイマ運転スイッチ⑩タイマ設定表示⑯温度異常ランプ⑤タイマ停止スイッチ⑪ヒータランプ⑰送風機異常ランプ⑥外部運転スイッチ⑫温度警報ランプ⑱テストボタン⑲モードスイッチ⑭⑨※1⑩④⑤高い視認性の操作パネル⑫⑬⑪⑦⑧①②③⑥⑲⑱⑮⑯⑰カタログ用のため、スイッチ・ランプ類は全て点灯しております。※1標準品(インバータ無し)の場合は⑨風量調節表示はありません。TSK高効率ハニカムブロックヒータとシーズヒータとの違いTSK高効率ハニカムブロックヒータは圧力損失の非常に少ないハニカムセラミックに電熱線を組み込み電熱線の内側、及び外側を均一に気体が通過する構造となっています。これに対しシーズヒータは電熱線(発熱体)を金属シースパイプに投入し、絶縁物(マグネシア)を充填したものです。高効率ハニカムブロックヒータ(PAT.)他社製品のシーズヒーター熱効率寿命安全性運転加熱する送風気体がコイル状に巻いた電熱線の内側、及び外側を均一に通過できるため、電熱線の熱が100%近く熱風になる。ワット密度を低く設定できるため、温度にかかわらず、断線することなく、半永久的に使用できる。絶縁距離、空間距離が充分であるため、半永久的に使用できる。冷却運転の必要なし。二次加熱のため、熱効率が悪い(温度の上昇が遅い)。高温時、シースパイプの変形(垂れ状態によるヒータ間ピッチの変動)による通過気体の熱交換率低下。ワット密度を高く設定しているため断線しやすい。また、高温域で使用できない。熱風発生用途には不向き。マグネシアの絶縁が悪くなり、電熱線と金属シース間でショートする。運転停止時、必ず冷却運転が必要。常温+αの説明(渦流ブロワの性能)¡+αとは送風機(渦流ブロワ)を通過する空気が羽根車で圧縮されて上昇する温度のことで、上昇温度は5℃〜100℃の範囲で吐出風量によって変化します。右表に示されるように温度上昇しますので、特に閉め切り(微小風量)に近い状態で長時間運転する場合は、インバータ仕様(受注品)をおすすめします。温度上昇(℃)10080604020001TSK-52H6TSK-53H7TSK-22H4TSK-32H51250Hz60Hz3456風量(m3/min)


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