関西電熱の総合製品カタログ


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熱風発生機弊社は創業以来80数年間の製造販売経験と保証期間3年の確かな技術で信頼をいただいています。電気式熱風発生機のヒータ、エレクトロニクス技術の優劣は、そのまま設計技術の差として表れます。あらゆる生産工程の品質は、良質の材料、最小の許容差でより正確な寸法の確保、必要な検査システムができるかというメーカーの能力にかかっています。高効率(実用新案・特許・意匠取得済)絶縁特性の優れたコージライト耐熱材料を、圧力損失の非常に少ないハニカムタイプに成形し、その中心に電熱線を組み込んでおります。送風気体がコイル状に巻いた電熱線の内側および外側を均一に通過することができるため電熱線の熱が100%近く熱風になります。60年以上、全世界で認められている理想の熱風発生用ヒータです。ガスや灯油のように燃焼による水分発生がなく、吐出する熱風は、クリーンな熱風ですので、そのまま食品、薬品等の乾燥に使用できます。TSK高効率ハニカムブロックヒータとシーズヒータとの違い※熱風吐出温度200℃の時、電熱線の表面温度はわずか350℃にしかなりません。この熱交換率の素晴らしさは、他のヒータ(シーズヒータ、フィンヒータ)で要求する事は不可能です。省エネ設計省エネのために、熱風を再利用できるように全機種に熱風循環仕様の耐熱送風機を標準搭載しています。電気料金の50%〜80%節約が可能です。(注)熱風循環する場合、送風機の吸入気体にトルエン、シンナー、多量の水蒸気が含まれている場合は、循環式ではご使用できませんので、「T.S.K熱交換器シリーズ(カタログNo.4別冊参照)」をご使用ください。もしくは、吸入気体のガス濃度を、爆発下限濃度の1/50〜1/100以下になるまで空気で希釈してご使用ください。省エネ設計耐熱送風機(PAT.)吸入気体最高温度230°C※低騒音対策済※吸入気体最高温度は、TSK-17B(140℃)、TSK-24BP(170℃)となります。熱風循環耐震性(設計基準)振動周波数20〜38Hz周期1min/サイクルにて異常な共振が無く、振動周波数33Hz振動加速度1GXYZ方向各30minにおいて、試験中及び試験後の動作に異常はありません。※耐震性試験は製品の質量が50kg以下のものに適応しております。高い安全性制御盤回路例(P.9参照)に従って使用した場合、万一の時でもセンサが働き、充分な安全対策が講じられますので、熱風発生機は365日無人連続運転が可能です。また、電熱線は半永久的に使用できます。(注)熱風発生機のヒータ空炊き(安全回路を使用しない時)による、ヒータ溶断線等は保証いたしかねます。●ヒータケースには錆びない耐熱性の高い表面処理鋼板を使用し、頑丈な構造になっており、一段と耐久性が向上しました。※吐出口センサK熱電対に加えて、オーバーヒートセンサ、吐出口温度上限センサ、吸入口温度上限センサの各安全回路用センサにもK熱電対を採用し、より高い安全性を確保しております。(業界初)●多様なるユーザニーズにお応えし、オプション部品を豊富に取り揃えています。


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