TSK熱風発生機H型シリーズ取扱説明書総合編


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吐出側空気圧力が連続使用可能最高吐出圧力を超えた状態が10分間継続した時、送風機異常ランプ(赤)が点滅し、すべての運転が停止します。熱風温度部と設定温度部には、そのときの吐出温度と設定温度が表示された状態です。《復帰方法》原因を取り除き、連続使用可能最高吐出圧力以下で運転できる状態になった後、停止スイッチを押すことで解除できます。圧力損失の大きな配管極端に開口部のせまいノズル等の使用バルブ等による風量の絞りすぎ・・・《主な原因》送風機異常ランプ(赤)が点灯し、熱風温度部に『THr』、設定温度部に『ALM』が点滅します。ベアリングの摩耗異常電圧(定格以外の電圧)圧力損失の大きい配管極端に開口部のせまいノズル等の使用・・・・《主な原因》《復帰方法》異常の原因を確認し、取り除いた後、本体のブレーカ(NFB)をいったんOFFにし、再度ONしてください。8-3送風機異常送風機が過負荷、過電流、ロック状態になった時、熱風発生機のすべての運転は停止します。●送風機異常時●圧力異常時(デジタル圧力センサ搭載機種:TSK-52H6~72H9のみ)吐出側空気圧力が連続使用可能最高吐出圧力を超えると、デジタル圧力センサの出力1表示灯が点灯して、警報音が発報します。●圧力異常時(TSK-32H5のみ)TSK-32H5のみ、吐出側空気圧力が連続使用可能最高吐出圧力を超えると、警報音が発報する警報BOXが装備されています。渦流ブロワの圧縮上昇温度を管理し、吐出側空気圧力が連続使用可能最高吐出圧力を超えた場合、警報音(ブザー音)を発報します。ただし、警報音の発報のみで、本体の停止や異常信号の出力はおこないません(熱風運転はそのまま継続されます)。《主な原因》・・圧力損失の大きな配管バルブ等による風量の絞りすぎ・極端に開口部のせまいノズル等の使用《復帰方法》原因を取り除き、連続使用可能最高吐出圧力以下になると、警報音は停止します。注意:異常時の配線確認や配線手直しは必ず元電源(工場電源)を遮断して実施してください。-12-


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