TSK熱風発生機H型シリーズ取扱説明書総合編


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8.異常検出◆TSK-52H6~72H9は異常検出時と同時にブザーが発報します。各異常の復帰方法により、異常が解除されるとブザー音も停止します。8-1オーバーヒートヒータケース内が異常高温になった場合はオーバーヒートと検知して、またはヒータケース内温度管理用オーバーヒートセンサが断線した場合はバーンアウトと検知して、本体のブレーカ(NFB)がトリップし、すべての運転が停止します(風量不足過熱防止時は運転が停止するのみです)。●オーバーヒート時オーバーヒートランプ(赤)が点灯し、熱風温度部に『nFb』、設定温度部に『Tcb』が点滅します。フィルタの詰まり異物の混入による送風機モータのロック炉体等の充分な排気口が確保できていない対象ワークの近接等による吐出口の抵抗(圧力損失)が大きい・・・・《主な原因》《復帰方法》オーバーヒートの原因を取り除き、充分に冷却した後、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFにして、再度ONしてください。オーバーヒートランプ(赤)が点滅し、熱風温度部に『---』、設定温度部に『Tcb』が点滅します。オーバーヒートセンサの断線オーバーヒートセンサ配線の断線オーバーヒートセンサ配線コネクタの外れ・・・《主な原因》《復帰方法》一次側の電源をOFFにし、修理をお申しつけください。オーバーヒートランプ(赤)が点灯し、熱風温度部に『oVH』、設定温度部に『Tcb』が点滅します。何らかの原因で風量が減少し、ヒータ内部温度が設定吐出温度をある一定以上超えた場合に作動します。上記のオーバーヒートと互換性がありますが、ご使用状況によりどちらかが作動します。《主な原因》・上記オーバーヒートと同原因《復帰方法》オーバーヒートの原因を取り除き、充分に冷却した後、元電源(工場電源)と本体ブレーカ(NFB)をいったんOFFにして、再度ONしてください。●オーバーヒートセンサバーンアウト時●風量不足過熱防止時(TSK-52H6~72H9のみ)オーバーヒート作動時は、原因を取り除くまで、再運転を開始しないでください。-9-


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