TSK熱風発生機BF型シリーズ取扱説明書


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《主な原因》・吸入口金網やフィルタの詰まりによる風量減少・異物の混入による送風機モータのロック・炉体等の充分な排気口が確保できていない。・対象ワークの近接等による吐出口の抵抗(圧力損失が大きい)《復帰方法》オーバーヒートの原因を取り除き、本体を充分に冷却した後、安全回路の電源を一度OFFにして再度ONにすると信号は解除されます。ただし、温度が下がっていない場合は、再度オーバーヒートとなります。8.適合送風機●各機種に適した送風機を準備し、適正な風量を供給してください。型式適合風量/適合風量時の圧力損失ヒータケースの耐圧TSK-22BF・32BF6m3/min/1.0kPaTSK-42BF・52BF10m3/min/0.6kPaTSK-62BF・72BF20m3/min/1.5kPaTSK-82BF30m3/min/1.0kPaTSK-92BF・102BF40m3/min/0.85kPa19.6kPa以下19.6kPa以下9.8kPa以下9.8kPa以下9.8kPa以下ヒータケースの耐圧を超えた圧力をかけないでください。また、ヒータケースの耐圧を超えた性能をもつエア源の使用時には、充分な圧力管理をおこなってください。230℃以上の熱風を循環しないでください。送風機には必ず適正なフィルタを設け、ほこり、粉塵、異物、オイルミスト等が熱風発生機に混入しないようにご注意ください。●●●注意●熱風発生機は上記の適合風量付近でのご使用をおすすめいたします。極端に少ない風量や多い風量での使用は、異常過熱や昇温不足等の原因となります。必ず適正な送風機にて熱風発生機へ適正な風量を供給してください。送風無しにヒータに通電するとヒータは断線します。また、送風機と熱風発生機は必ず同時に運転、及び停止、または送風開始後にヒータの運転、及びヒータ停止後に送風機の停止をおこなってください。-10-7-2オーバーヒート(端子番号:BC-1B-2B)(TCB)搭載:検出保持タイプ(パワーオンリセットタイプ)ヒータケース内が異常高温になった場合に連続ブザー音が鳴り、オーバーヒートランプ(赤)が点灯し、端子の接点を開、または閉にするセンサが内蔵されています。


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